鬱のトリガー
私は28歳の女です。今までに2回鬱病になりました。現在2回目の鬱病治療中です。
文章を書く能力は皆無ですが、私の鬱病のリアルを残したいと思ってブログを書きます。
「鬱病」といっても100人いれば100通りの鬱病があると私は思います。きっかけも人それぞれ、症状も人それぞれ、辛さも人それぞれ。だけど「鬱病」と診断された人は皆お互いの辛さを共有できると思っています。
今までに2回(2016年/2020年)鬱病と診断されました。私が鬱病を発症するトリガーは〝ダイエット″です。
▼発症前の私について
鬱病を発症する前の私はTHE末っ子。人の懐に入る、甘えることが上手で愛嬌もよく輪の中心に居るような、そして美容関係のことも好きで所謂キラキラした女の子でした。仕事もデキるタイプで部署の中では自由にやらせてもらっていました。
▼発症までの経緯
2回も繰り返して自分でも学習しないなとは思いますが、ダイエットをすることで私は自分を限界まで追い込みます。ダイエットといえば①食事制限②運動が基本となります。
【とことんのめり込む性格/完璧主義】
この2つの特徴もあり、ギッチギチのダイエットルールを自分の中で確立します。1日のスケジュールはダイエットを中心に考えられ、ダイエットのために生き、予定が少しでも崩れると泣いて怒る。
完璧では無い自分が許せない。
そんな生活を繰り返していました。摂食障害にもなりましたし、身体にしか意識を向けていなくて、心はズタボロになっていきました。
2回目の発症の際、私は大好きだった彼氏と別れました。2週間何も口にできずカリカリに痩せ細った身体を手に入れます。
「ヨッシャ!ここからダイエットすればもっと痩せれる!!」当時はそんなことを考えていました。
大切にしていた人との別れで心にぽっかりと空いた穴+厳し過ぎるダイエットルール
周りの人の言葉はもう耳に届きません。痩せすぎを心配する声も雑音でしかありませんでした。
私は自分の心を自分で殺しました。
次第に鬱病の症状が出てきます。
⬜︎何も無いのに涙が止まらない
⬜︎集中力がなくなる・離人感
⬜︎希死念慮
⬜︎仕事に行けなくなる etc
この時の私は自分に何が起こっているのかわからず「死にたい」「助けて」と泣き続けます。
見かねた親に精神科に連れて行ってもらう、というのが私の鬱病の 〝はじまり〟 です。